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8.252020
手遅れになる前に
かなり久しぶりの投稿になってしまいました。
お陰様で元気にやっております。
2020年は新型コロナ問題が起き、新しい生活様式なんて言葉が出てきました。
外出自粛、ステイホームの時間が増え、家族、夫婦と向き合う時間も増えました。
今まで逃げていたこと、見て見ぬふりをしてきたことなど、浮き彫りになったかもしれません。
これは私から見るととてもいい徴候だと思います。
相談にいらっしゃるクライアントさんが、もう手遅れの状態、末期の状態でいらっしゃることも多いです。
もっと早く気づいていたら、改善していたら…
なんにでも言えることでしょうが、夫婦問題でも然りです。
もうずいぶん前から(初めから?)少しずつ関係のズレはあったのに
ついつい人間は面倒なことは避けたいですし、なんとかなればそれでいいと思いがちです。
「おかしい」と感じ始めてから随分と経ってから「もうヤバイ」となって
やっと「なんとかしなくちゃ!」になるのですね。
「おかしい」と思った時に対処していれば、まだ改善、修復方法もたくさんあり、やりやすいし効果も高いでしょう。
しかしもう手遅れ状態で「なんとかしなくちゃ!」となると、かなり厳しい状況です。
病気でも末期では手の施しようがない、という状態もあります。
しかし例えばガン末期患者さんでも、奇跡の生還をする方もたくさんいるのですよね。
それはただ何もしなかったわけではなく、どうしてガンになったか理由を考え
今までと同じ生き方、考えかた、生活の仕方をしていたら変わらない(死んでしまう)ので
それらを180度変える気持ちで生きていくのですよね。
そうすると余命わずかと言われた方でも、奇跡的に生還し元気に過ごし、そのまま天寿を全うされる方もいます。
夫婦問題も同じです。手遅れ、末期状態からなんとか修復しようと思うなら
180度変わるくらいの気持ちで臨んでいただきたいです。
というか、180度変わらないと修復はかなり難しいでしょう。
相手を180度変えようと思う方もいるかもしれませんが、それは無理ですね。
でも自分は強い気持ち一つで、自分を変えられます。
しかしそれは相当大変なことです。長年の生き方、考え方を変えるのは簡単にはいきません。
ある程度時間をかけ、訓練のように慣れていき、心が折れそうな時は誰かに支えてもらったり、励ましてもらわないと
難しいかもしれません。
地道な努力かもしれませんが、この方が根本的解決が望めます。
少し変わったくらいでは、また同じことを繰り返すことも多いです。
急がば回れ、まさにそうです。
話がずれてしまいました。
そんな大変な末期状態になる前に、少しでもおかしいと思った時に早め早めに
夫婦問題に向き合うようにしていただきたいですね。
日本はまだまだカウンセリングというのが浸透していないです。
どうも特別視してしまうのでしょうかね。恥ずかしいのでしょうか。特に男性は。
手遅れになるよりは、よほどマシだと思います。
コロナ禍の中、どんどん世界も社会も変わっていきます。
家族、夫婦の絆が強いということはとても心強いですね。
手遅れになる前に、お気軽にお問い合わせくださいね!