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手遅れになる前に

かなり久しぶりの投稿になってしまいました。

お陰様で元気にやっております。

2020年は新型コロナ問題が起き、新しい生活様式なんて言葉が出てきました。

外出自粛、ステイホームの時間が増え、家族、夫婦と向き合う時間も増えました。

今まで逃げていたこと、見て見ぬふりをしてきたことなど、浮き彫りになったかもしれません。

これは私から見るととてもいい徴候だと思います。

 

相談にいらっしゃるクライアントさんが、もう手遅れの状態、末期の状態でいらっしゃることも多いです。

もっと早く気づいていたら、改善していたら…

なんにでも言えることでしょうが、夫婦問題でも然りです。

もうずいぶん前から(初めから?)少しずつ関係のズレはあったのに

ついつい人間は面倒なことは避けたいですし、なんとかなればそれでいいと思いがちです。

「おかしい」と感じ始めてから随分と経ってから「もうヤバイ」となって

やっと「なんとかしなくちゃ!」になるのですね。

 

「おかしい」と思った時に対処していれば、まだ改善、修復方法もたくさんあり、やりやすいし効果も高いでしょう。

しかしもう手遅れ状態で「なんとかしなくちゃ!」となると、かなり厳しい状況です。

 

病気でも末期では手の施しようがない、という状態もあります。

しかし例えばガン末期患者さんでも、奇跡の生還をする方もたくさんいるのですよね。

それはただ何もしなかったわけではなく、どうしてガンになったか理由を考え

今までと同じ生き方、考えかた、生活の仕方をしていたら変わらない(死んでしまう)ので

それらを180度変える気持ちで生きていくのですよね。

そうすると余命わずかと言われた方でも、奇跡的に生還し元気に過ごし、そのまま天寿を全うされる方もいます。

 

夫婦問題も同じです。手遅れ、末期状態からなんとか修復しようと思うなら

180度変わるくらいの気持ちで臨んでいただきたいです。

というか、180度変わらないと修復はかなり難しいでしょう。

相手を180度変えようと思う方もいるかもしれませんが、それは無理ですね。

でも自分は強い気持ち一つで、自分を変えられます。

 

しかしそれは相当大変なことです。長年の生き方、考え方を変えるのは簡単にはいきません。

ある程度時間をかけ、訓練のように慣れていき、心が折れそうな時は誰かに支えてもらったり、励ましてもらわないと

難しいかもしれません。

地道な努力かもしれませんが、この方が根本的解決が望めます。

少し変わったくらいでは、また同じことを繰り返すことも多いです。

急がば回れ、まさにそうです。

 

話がずれてしまいました。

 

そんな大変な末期状態になる前に、少しでもおかしいと思った時に早め早めに

夫婦問題に向き合うようにしていただきたいですね。

日本はまだまだカウンセリングというのが浸透していないです。

どうも特別視してしまうのでしょうかね。恥ずかしいのでしょうか。特に男性は。

手遅れになるよりは、よほどマシだと思います。

 

コロナ禍の中、どんどん世界も社会も変わっていきます。

家族、夫婦の絆が強いということはとても心強いですね。

手遅れになる前に、お気軽にお問い合わせくださいね!

 

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